2月20日にオモコロ杯2021にて銀賞をいただいたのだが、なんとその二日前の2月18日にも別の賞を受賞をしていた。すごい。
その名も「#世界一短いバレンタイン小説」投稿コンテスト。優秀6作品のうちのひとつとして、夏生さえり賞という個人名を冠した賞に選ばれてしまった。
これはWebサイト『OZmall』が主催のTwitter向けコンテストで、バレンタインをテーマにした14文字以内の"小説"を「#世界一短いバレンタイン小説」のハッシュタグを付けて投稿すればそれで応募完了という参加しやすいもの。僕もタイムラインでたまたま見かけて、数点を投稿したというわけだ。
Twitterで気軽に参加できるコンテストとはいえ、優秀6作品は雑誌『オズマガジン』4月号に選者のコメントとともに掲載され、チョコレート菓子までいただける。うれしい!
このダイヤモンド模様、デパ地下で見たことがあったけどあれがデルレイだったのかー。ベルギーの高級チョコメーカーらしい。
ここのフォンダンショコラ6個入りがもらえるとのことで、いやらしく検索してみたら3240円! ひとつ500円超えのフォンダンショコラとはこの不景気にありがたい話じゃ。
ブログ記事の投稿なんかと比べると本当に気軽に参加できるので、投稿総数はおそらく4桁は下らないと思う(※公式発表によると1万件以上とのこと!)。どう審査しているのか分からないが、手間がかかるのは間違いなく、編集部・審査員には頭が下がる。
僕の「考えすぎてかりんとうを買った」はたった"2いいね"なので、RTやいいね数を頼った審査だったら埋もれていたはずで、本当にすべてに目を通してることに感心した。
受賞理由を想像すると、甘かったりほろ苦い作品が多い中、かりんとうは目立ったのかもしれない。ただ、なにしろ14文字なので運の要素も大きいと思う。1万文字の記事に運は通用しないけど、14文字ならふと思いついたワンフレーズが強く輝くこともあるはずだ。
とはいえ、まるっきり運だとは言いたくなくて、僕はこういう短文やキャッチコピーにはずっと強い関心があった。
本職のゲームプランナーとして企画書を作るときには目をひくキャッチコピーを添えるのが当たり前だし、趣味でやる大喜利も発想力と短く気の利いた言葉が命。そもそも地力があったんだぞ! とちょっとだけ自負もあるのだ。
これをきっかけに、また気になるコンテストがあったら応募してみたい。それにしても、オモコロ杯2021とバレンタイン小説のダブル受賞というのは、怪しさ満点で良い(実際はクレイジー感がほとんどない人間です)。次もまったく違うジャンルに挑戦しようかな。
3/12追記
OZmallにて結果発表がありました! 他の優秀作品や、編集部が気になった30作品も素敵なものばかりなので、よかったら見てみてください。
END