スーパー「サミット」を熱烈に推す!!
※『デイリーポータルZ』の自由ポータルZにて入選を頂きました!
僕の暮らす地域にはたくさんのスーパーがある。
西友、イトーヨーカドー、OKストア、いなげや、あまいけ、オオゼキ、コモディイイダ、業務スーパー……どのスーパーもそれぞれ魅力的だ。
そんな中でも僕の一押しは「サミットストア」(以下、サミット)。今日はそんなサミットの魅力を存分に語ってみたい。
以前のサミットは普通のスーパーだった
僕は4年ほど前まで東京の練馬区に住んでいて、自宅の近くにサミットがあった。しかし、そのころのサミットは特別な個性を感じない「普通の大型スーパー」だった。
ところが、今の家に越してから最寄りのサミットに行ってみると何だか様子が違う。魅力的な商品が増えており、店内を一周するのに時間がかかるのだ。
調べたところ、サミットは数年前に就任した新社長の指揮で、商品から従業員の心構えまで大改革を行ったそうだ。その様子はテレビ東京の『カンブリア宮殿』でも放送された。
なるほど、まさに僕が変化を感じたタイミングと重なっている。
「じゃあブログじゃなくてカンブリア宮殿を見ればいいや。」と思った人はお待ちください。上のリンク先に飛んでも、サミットに夢中な村上龍と小池栄子がいるだけです(それは絶対に見たいだろう)。
サミットは店内にロボットがいる!?
さて、サミットの魅力として最初に紹介したいのは店内のロボットだ。
店内のロボットというと「pepper」が有名だろう。あるいは人間そっくりな姿でガイドをこなすアンドロイド「地平ジュンこ」をメディアで見たことがある人もいるはず。
次にサミットのロボットだが、どうか5歳児くらいの心で見てほしい。
三段オチになってしまった感もあるが、これを初めて見たときの興奮にウソはない。「これはロボットじゃない」と言う人もいるだろう(たぶん5歳児でも言う)。だがこの子は腕が回転する。腕が回転する機械はロボットだろう。
モニターにはお得な情報も表示されるのだから文句無し。さらに、「買い忘れ~ 無~いですか~♪」という歌詞がクセになる、脱力系オリジナルソングも流れる。曲に合わせて縦横に動き回るいらすとやのキャラは見ものだ。
決して超高性能ではないが、"出来る範囲でお客さんを楽しませたい"というサミットの心意気がこのロボットには込められている気がする。
なお、「このロボットに名前はあるのでしょうか?」と公式サイトから問い合わせたところ、「名前は特にありません」とのことでした。
※液晶モニターとしては「SUMMIT VISION」という名前があります。
特売セールは手抜きなしの全力投球
サミットでは大改革以降、現場の従業員からも販売促進のアイデアが出るそうだ。
例えば先日「第1回 サミット夏の花火大会」と称するセールが開催された。こういった特売はどのスーパーでもやるが、サミットは以下のように本気度が違う。
うちわ&チラシだけ見ても全力投球ぶりは伝わるが、サミットはそれで終わらない。一部ではあるが"夏祭り"中の店内を紹介しよう。
サミットがここまでやるなら、この心意気に乗るしかないだろう。というわけで冒頭の写真が乗っかった僕だ。まさか「顔出しパネルで初のブログ顔出し」になるとは……。
これは、サミット三鷹市役所前店の休憩スペースに作られたお祭り会場。
提灯の右に「気分だけでも三鷹阿波踊り」の文字が見えるだろうか? 我が三鷹市では毎年8月に阿波踊りが開催されるのだが、今年は中止となってしまい、多くの市民が寂しく感じていた。そんなタイミングでこの一文。
その熱く優しい気持ちを受け止めたとき、僕の顔は自然とパネルから出ていた――
顔出しはともかく、サミットのセールは常にお客を喜ばせようという創意工夫に溢れている。だから何度行っても飽きず、いつも楽しい気持ちで買い物が出来る。
バラエティ豊かな生鮮食品が魅力的
花火大会もいいが、普段の商品に魅力がなくては始まらない。ここでは魚介類を中心に、写真とキャプションで商品を紹介したい。
おもいやり溢れる手作りお総菜につい手が伸びる
サミットの神髄は総菜にあると言っても過言ではない。ほぼ店内手作りで味が良いのはもちろんだが、「小さめサイズ」にホスピタリティが凝縮されているのだ。
お総菜というとなんとなく「398円」くらいで、一度に買うのは1つか2つというイメージがあった。だがサミットでは小さいサイズも手頃な価格で売ってくれるので、ついあれもこれもと手が伸びてしまう。それでも一度に買い切れないから何度も来てしまう。
その他にも様々な魅力がいっぱい !
特売セールや商品に続いて、その他の魅力的な要素を紹介して終わりにしたい。
いかがだっただろうか? 少しでもサミットの良さが伝わったなら幸いだ。
もしこれを読んでサミットに行ってみようと思った方は、出来るだけ大きめの店舗を選ぶと存分にその魅力を感じられるはず。
サミットに限った話ではないが、新型コロナウイルスの感染対策やビニール袋の有無確認など大変なことも多い小売業。一消費者としてこれからも応援していきたい。
それでは、皆さまのスーパー生活に幸あらんことを。
END